TPO間違うことなかれ~革靴を履くシチュエーション~

革靴を履くシチュエーションには、暗黙のルールがあります。
これを知らずに勝手気ままな合わせを披露すると、
知らず知らずに恥ずかしい思いをすることも。ですから要注意!

今回は、そんなTPOに合わせた靴の選び方についてのお話です。

最も高いフォーマル度を誇るのが「ストレートチップ」です。
トゥキャップの切り替えが真一文字に入り、
その端正な表情がエレガンスさとスマートな印象を醸します。
黒革のストレートチップは冠婚葬祭の場でもOK。
持っていて損はないオールラウンダーです。

「モンクストラップシューズ」は、バックル留めのストラップで
甲を締めるタイプの靴です。
アルプス地方の修道士が履いていたことに端を発します。
モンクストラップシューズは、華やかに見えてしまうことから
とくに弔事では避けたほうが無難とされています。

もともとは水はけをよくするための意匠とされる
メダリオンがあしらわれた「ウィングチップシューズ」は
出自がカントリーであるために、どうしてもカジュアル度は強くなります。

くだけた雰囲気、ジャケパンスタイルなどで活躍するのが
「Uチップ」と「ローファー」。
もともとゴルフ用として履かれていたUチップは、スポーティーな印象を作ります。
ローファーは「怠け者という意味」もあり、カジュアル向きとされます。
どちらもフォーマルな場では避けたほうがよいでしょう。


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