靴と長く付き合うコツ・それは修理を惜しまないこと

オーダーとともにわが国の紳士靴で
近年大きな発展を見せているのが「修理の分野」です。
各店舗が個性を発揮しながら、紳士靴との新たな付き合い方を提案しています。

どんなに大切に履いている靴でも、ヒールがすり減ってしまうだけでなく
縫い糸が切れたり、アウトソールに穴が開いてしまったりするときは来ます。
スニーカーの類ならば、これで寿命かなと諦められるケースもあるかもしれませんが
紳士靴、とくに自分の足になじみきったものは、捨てるには忍びないですね。

アッパーをきちんとお手入れしていたものなら
まだまだ履きたい気持ちが強く残るのではないでしょうか。

そんな時もご安心ください。
そういった靴は、修理さえすればまだまだ履ける可能性が高いです。
じつは21世紀に入って、日本の紳士靴事情で一番進化したのが
冒頭でも述べたように、「直す」部分です。
しかも、修理店の多様化が非常に進んでいます。

インポートの既製靴や誂え靴と同じ部材を豊富に取り揃えたり
機械縫製で底付けされている既製靴のアウトソールであっても
あえて手縫いで修理したり、パターンオーダーの靴店を併営したりなど
それぞれの店舗で個性を出し合いながら切磋琢磨しています。

紳士靴の修理のメニューの豊富さと丁寧さでは
間違いなく日本が世界一と言えるでしょう。
「モノを大切に扱い、丁寧に作りこむ」。
従来からの日本人の精神が、見事に発揮されている分野と言えるでしょう。

あたらしい靴を買う前に、履き古して自宅に眠っている靴をもう一度チェックしてみてください。
直せば十二分に履けるだけでなく。新品以上に長持ちするモノもあるかもしれません。

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